ビッサハー!でワッハ!ワッハ!

家族は夫と二人の息子。紅一点の可愛い母ちゃんになりたいけれど日々可愛いから遠ざかっているような気がする働く母の日記です。

2014/4/23 卵負荷試験

息子の食物アレルギーですが、先月まで通院していた病院の主治医からは、

・魚類完全除去 エビカニタコイカは食べられる
・卵完全除去
・ゴマ除去 ごま油は可(しかしごま油で揚げ物したら発疹出現の既往あり)
・ピーナッツ除去
を指示されていました。
負荷試験は希望あれば小学校入学くらいのタイミングで施行すれば良いのでは、とも言われていました。

しかし、食物アレルギーの講演会などで勉強していくと、
・アレルギー専門医に診てもらうこと。インターネットで調べられる。
→主治医はアレルギー専門医ではありませんでした。
・食物アレルギーの診断には食物負荷試験が必須。
→血液検査、プリックテストで陽性でも症状なく食べられる人もいる。逆に血液検査で問題なくても、症状が重篤な人もいる。
アレルギー症状が出そうかどうか、ということを調べるには良いが、数値が高いから症状が強い、低いから弱い、ということでもない。
・負荷試験は何歳でも施行できる。一番多いのは1歳。
・負荷試験で食べらる量を見つけて、その量を日常的に維持することが治療につながる。(免疫療法的な感じ。)
・スキンケアが大切。
・免疫療法を施行するのは小学校入学以降が良い。
などなど、今までよく分からずにいたことがすっきりと整理出来ました。

そこで通院していた主治医に再度負荷試験やら何やら相談しましたが、なんだかハッキリしないおこたえ。
アレルギー専門医ではないということもあり、何かあった時が怖い、という気持ちもよく分かりますが、このままでは全く前に進まん!
第二子の離乳食が始まる前までには動かねば!
いや、むしろ思い立ったらとっとと行動!

ということで、小児の食物アレルギーの第一人者のおひとりであると思われる先生宛に紹介状を書いてもらい受診してきました。

まず問診とこれまでの検査結果とを見比べて、
・魚は半年以内にアナフィラキシー症状が出ているので、少ししてから試したい魚から負荷試験を。
出汁は色々自宅で試してみること。出汁で症状出るならその魚自体を食べるのは無理。
・卵は加熱卵はいけそう。外来で負荷試験。上限1/2個。
・ゴマとピーナッツは自宅で食べさせてみてOK。(血液検査で指摘されただけなので)
ということになりました。

そして卵はおそらくいけるので早く負荷試験しちゃいます?ってことで、
初診から2週間後に負荷試験を行いました。

よーく焼いてパリパリの食感の薄焼き卵を卵1/2個分。
ちなみに食べるのは大丈夫でも皮膚への接触で症状が出ることもあるので、手づかみ食べはダメです。
息子は食が細いので、症状出なくても食べ切れるか心配でしたが、
朝ごはん抜きで腹ペコ&初めての味(固茹で卵とスイートポテトで消化器症状が出てた。薄焼き卵は初めて。)だったためか、無事に症状も出ずに完食!!!
スイートポテトで嘔吐した時は食後1時間半後だったのでハラハラドキドキでしたが、食後2時間後の診察時は何も出ず。

その後、食後3時間で右眼の瞼だけ腫れぼったくなり奥二重が二重となり痒そうにしていて、ちょっとぐずって気持ち悪いのかな?と思ったけど、30分くらいで機嫌も良くなり他に目立った症状なく翌日も過ごせました。

ということで、2週間、全卵1/2個分(食事自体に気が乗らず少なめになることもありましたが)を2日に1回続けて、今のところ症状ないため、1カ月くらいかけて徐々に増量して1度によーく加熱した全卵1個摂取を目指します。

今までの「原材料の一部に卵を含む、というのも避けてください」という状況から一気に進みびっくりです!
よく加熱した全卵1個分が大丈夫であれば、加熱されているものであれば市販のものも大丈夫なようです。マヨネーズ、カスタード、アイスなども食べられる可能性も高いと思う、とのこと!
負荷試験の説明用紙を見直したところ、卵を使った加熱した料理で摂取しても大丈夫なようなので、卵を入れてりんごケーキを焼いてみたところ、喜んで食べてくれました。まだ試していませんが、卵入りのパンやよく火を通したハンバーグなどなど、食べられるものの幅が一気に広がりそう。
第二子出産で4月末から里帰りするにあたり、パン作りが趣味の母(息子の祖母)のパンを卵使用の有無にピリピリと気を遣わずに食べさせてあげらるのはとってもありがたい!

食生活が急に変化し、食物アレルギーの正しい知識を身につけてアレルギー専門医にかかることの大切さを実感しました。
魚アレルギーに関しては長い道のりになりそうだし、第二子にもアレルギーが出るかもしれませんが、
自分で色々調べて間違った知識であたふたしないように、しっかりとアレルギー専門医の先生に相談しながら検査、治療を進めて行きたいと思います。

こちら、負荷試験後に自宅で初めての、もどきではない本物のオムライス。